直木三十五賞 第163回 直木三十五賞(2020上半期) 少年と犬 馳星周(著) 家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった―男と犬。仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指す―泥棒と犬。壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた―夫婦と犬。 2020.07.15 直木三十五賞
直木三十五賞 第162回 直木三十五賞(2019下半期) 熱源 川越宗一(著) 故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。 2020.01.15 直木三十五賞
直木三十五賞 第161回 直木三十五賞(2019上半期) 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美(著) 浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描いた比類なき名作。虚実の渦を作り出したもう一人の近松がいた。 2019.07.17 直木三十五賞