司馬遼太郎賞 第24回 司馬遼太郎賞(2020) ナポレオン(全3巻) 佐藤賢一(著) 1769年8月15日、コルシカ島の小貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオン。地元のガキ大将だった彼は、パリの陸軍士官学校を出て、コルシカの英雄・パオリの親衛隊となる。時はフランス革命真っただ中、コルシカにも革命をと勇み立つナポレオンだったが、過ぎた才知と熱意ゆえ、島を追われる羽目に。 2020.11.29 司馬遼太郎賞
ミステリーズ!新人賞 第16回 ミステリーズ!新人賞(2019) ツマビラカ~保健室の不思議な先生~ 床品美帆(著) 美しい琵琶湖を臨む高校の保健室に、雨貝先生はいた。「自殺と処理された親友の死をもう一度調べて欲しい」。わたしの願いに雨貝先生は優しく頷いてくれた。 2020.11.26 ミステリーズ!新人賞
宮崎本大賞 第1回 宮崎本大賞(2020) 木曜日にはココアを 青山美智子(著) わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。 川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。 2020.11.24 宮崎本大賞
日本ファンタジーノベル大賞 日本ファンタジーノベル大賞 2020 あけがたの夢 岸本惟(著) 街暮らしで負った傷。訪れた山のお屋敷で、私は龍と少年に出会う 2020.11.24 日本ファンタジーノベル大賞
埼玉文学賞 第51回 埼玉文学賞(2020) つぎつぎ、生る 渓木けい(著) この春に植えたゴーヤがもう実をつけた。亀虫の色を薄めたような堅い種の端っこを、発芽しやすいよう爪切りで切って植えたのは、リモートワークが導入されて、秩父のこの家に帰ってきた5月だった。 2020.11.12 埼玉文学賞
電撃小説大賞 第27回 電撃小説大賞(2020) ユア・フォルマ 電子犯罪捜査局 菊石まれほ(著) 脳の縫い糸――通称〈ユア・フォルマ〉。1992年に起きた、ウイルス性脳炎のパンデミックから人々を救った医療技術は、今や日常に不可欠な脳侵襲型情報端末へと進化をとげていた。縫い糸は全てを記録する。検索履歴、会話、そして感情さえも。そんな〈機憶〉にダイブし、重大事件解決の手がかりを探るのが、電索官エチカ・ヒエダの仕事だ。 2020.11.11 電撃小説大賞