アース・スターノベル大賞 第1回 アース・スターノベル大賞(2019) 私の従僕/トール(著) 反逆のソウルイーター~弱者は不要といわれて剣聖(父)に追放されました~/玉兎(著) 2019.10.15 アース・スターノベル大賞
直木三十五賞 第161回 直木三十五賞(2019上半期) 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美(著) 浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描いた比類なき名作。虚実の渦を作り出したもう一人の近松がいた。 2019.07.17 直木三十五賞
伊豆文学賞 第22回 伊豆文学賞(2019) 石に灯を灯す 牧野恒紀(著) 恩多里志は四十三歳。かつてはITベンチャーの寵児として騒がれたものの、事業も家族も失い、西伊豆の松崎町に帰ってきた。町の北部に在する、石部の集落が故郷である。帰郷の理由は長く交流の絶えていた父、達雄からの手紙だった。そこには「託したいものがある」とあった。 2019.01.10 伊豆文学賞
アガサ・クリスティー賞 第8回 アガサ・クリスティー賞(2018) 入れ子の水は月に轢かれ オーガニックゆうき(著) 那覇・水上店舗通り――繁華な国際通りから一本入ったその場所は、猥雑なバックストリートだ。かつては湿地帯だったガーブ川を、戦後に不法占拠して生まれたワンダーゾーン。……いわば、風来坊たちの隠れ家である。 アガサ・クリスティー賞
谷崎潤一郎賞 第54回 谷崎潤一郎賞(2018) 焰 星野智幸(著) 真夏の炎天下の公園で、涙が止まらなくなった人で溢れかえる世界で、人間が貨幣となり自らを売買する社会で。自分ではない何かになりたいと切望する人々が、自らの物語を語り始めたとき。祈り、覚醒、落涙、興奮、解放、震撼、驚嘆、共感、そして、希望。9つの物語がひとつに燃えあがり、あなたは歓喜に包まれる。 谷崎潤一郎賞
新潮新人賞 第50回 新潮新人賞(2018) いかれころ 三国美千子(著) 南大阪のある一族に持ち上がった縁談を軸に、牧歌的な田舎の暮らし、不安定でわがままな母を甘やかす本家の祖父母、学生運動をしていた婿養子の父、精神を病んだ叔母、因襲に縛られた親戚たちの姿などを幼女の視点から鮮やかに描く。 新潮新人賞
電撃小説大賞 第25回 電撃小説大賞(2018) つるぎのかなた 渋谷瑞也(著) 「好きじゃないんだ、剣道。…俺を斬れる奴、もういないから」かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいた―。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。 電撃小説大賞
ミステリーズ!新人賞 第15回 ミステリーズ!新人賞(2018) 屍実盛 齊藤飛鳥(著) 1183年。寂れた京都に留まった、平家一門の唯一の離脱者・平頼盛の元に、ある日依頼が来る。京都を占拠する木曾義仲からで、「首のない五つの屍から、恩人である斎藤別当実盛の遺体を見つけてほしい」というものだった。 ミステリーズ!新人賞