2020-11

ノベル大賞

ノベル大賞(2019)

ひきこもりを家から出す方法
猫田佐文(著)
僕がひきこもりになって十年が過ぎた。今は二十四歳になるらしい。でも、生き方が分からない。僕はみんなが簡単にしている生き方を知らないんだ。
文藝賞

第56回 文藝賞(2019)

かか
宇佐見りん(著)
改良
遠野遥(著)
泉鏡花文学賞

第47回 泉鏡花文学賞(2019)

ひよこ太陽
田中慎弥(著)
今日も死ななかった。あの帽子を見たために、今日も死なずにすんだ――。一緒に住んでいた女に出ていかれ、切り詰めた生活でひたすら小説を書く40代の男。
日本ファンタジーノベル大賞

日本ファンタジーノベル大賞 2019

黒よりも濃い紫の国
高丘哲次(著)
父が託した二つの遺物、それが全ての始まりだった。偽史と小説、大国・伍州で生まれ、その奇抜を極めた内容から遠古より虚構とされてきた二書には、伝説の国、壙とジ南(じなん)の王を巡る、ある“悲劇”が記されていた。
谷崎潤一郎賞

第54回 谷崎潤一郎賞(2018)


星野智幸(著)
真夏の炎天下の公園で、涙が止まらなくなった人で溢れかえる世界で、人間が貨幣となり自らを売買する社会で。自分ではない何かになりたいと切望する人々が、自らの物語を語り始めたとき。祈り、覚醒、落涙、興奮、解放、震撼、驚嘆、共感、そして、希望。9つの物語がひとつに燃えあがり、あなたは歓喜に包まれる。
新潮新人賞

第50回 新潮新人賞(2018)

いかれころ
三国美千子(著)
南大阪のある一族に持ち上がった縁談を軸に、牧歌的な田舎の暮らし、不安定でわがままな母を甘やかす本家の祖父母、学生運動をしていた婿養子の父、精神を病んだ叔母、因襲に縛られた親戚たちの姿などを幼女の視点から鮮やかに描く。
電撃小説大賞

第25回 電撃小説大賞(2018)

つるぎのかなた
渋谷瑞也(著)
「好きじゃないんだ、剣道。…俺を斬れる奴、もういないから」かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいた―。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。
泉鏡花文学賞

第46回 泉鏡花文学賞(2018)

飛ぶ孔雀
山尾悠子(著)
庭園で火を運ぶ娘たちに孔雀は襲いかかり、大蛇うごめく地下世界を男は遍歴する。
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