第1回 fujossy小説大賞・春(2020)
偏愛獅子と、蜜檻のオメガ
伽野せり(著)
ヒト族のオメガである大谷夕侑は、アルファ獣人のみが通うエリート学園の、ただひとりのオメガ奨学生だった。 オメガ奨学生は、学園が発情耐久訓練を行うときに、餌として使われる。 頑丈な貞操帯をはめられ、訓練時には檻にはいり、獣化した生徒から襲われそうになるのを、夕侑は発情期がくるごとに耐えていた。
伽野せり(著)
ヒト族のオメガである大谷夕侑は、アルファ獣人のみが通うエリート学園の、ただひとりのオメガ奨学生だった。 オメガ奨学生は、学園が発情耐久訓練を行うときに、餌として使われる。 頑丈な貞操帯をはめられ、訓練時には檻にはいり、獣化した生徒から襲われそうになるのを、夕侑は発情期がくるごとに耐えていた。