伊豆の踊子やしろばんばに続く新たな文学・作家を見出すために創設。静岡県の風土や地名、歴史などを題材にした作品が対象。
第23回 伊豆文学賞(2020)
ナナカマドの庭
鈴木ヤスノリ(著)
サッカーのスポーツ推薦枠で、地元の県立高校に入学した主人公、杉沢耕介。一年次から部活のレギュラーとして活躍するも、勉強には身が入らない。どうにか二年次に進級できた矢先、試合中に負ったケガへの対応をめぐり、部の監督とぶつかってしまう。
鈴木ヤスノリ(著)
サッカーのスポーツ推薦枠で、地元の県立高校に入学した主人公、杉沢耕介。一年次から部活のレギュラーとして活躍するも、勉強には身が入らない。どうにか二年次に進級できた矢先、試合中に負ったケガへの対応をめぐり、部の監督とぶつかってしまう。
第22回 伊豆文学賞(2019)
石に灯を灯す
牧野恒紀(著)
恩多里志は四十三歳。かつてはITベンチャーの寵児として騒がれたものの、事業も家族も失い、西伊豆の松崎町に帰ってきた。町の北部に在する、石部の集落が故郷である。帰郷の理由は長く交流の絶えていた父、達雄からの手紙だった。そこには「託したいものがある」とあった。
牧野恒紀(著)
恩多里志は四十三歳。かつてはITベンチャーの寵児として騒がれたものの、事業も家族も失い、西伊豆の松崎町に帰ってきた。町の北部に在する、石部の集落が故郷である。帰郷の理由は長く交流の絶えていた父、達雄からの手紙だった。そこには「託したいものがある」とあった。