首里の馬
高山羽根子(著)
新潮社
あらすじ
この島のできる限りの情報が、いつか全世界の真実と接続するように。沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。中学生の頃から資料の整理を手伝っている未名子は、世界の果ての遠く隔たった場所にいるひとたちにオンライン通話でクイズを出題するオペレーターの仕事をしていた。ある台風の夜、幻の宮古馬が庭に迷いこんできて……。
受賞詳細ページ(日本文学振興会)
高山羽根子さんが受賞を記念して語ってくれました!(本がすき。)
破局
遠野遥(著)
河出書房新社
あらすじ
私を阻むものは、私自身にほかならない。
ラグビー、筋トレ、恋とセックスーー
ふたりの女を行き来する、いびつなキャンパスライフ。
受賞詳細ページ(日本文学振興会)
候補作品
「赤い砂を蹴る」 石原燃(著)
「アウア・エイジ(Our Age)」 岡本学(著)
「アキちゃん」 三木三奈(著)
第163回 芥川龍之介賞について
- 選考委員
- 小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一
- 候補数
- 5作品
- 賞金
- 懐中時計、100万円