ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2020

小説部門 1位

十二国記「白銀の墟 玄の月」(全4巻)

小野不由美(著)
新潮社

あらすじ
戴国に麒麟が還る。王は何処へ―乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎は慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。―白雉は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!


文庫部門 1位

AX アックス

伊坂幸太郎(著)
KADOKAWA

あらすじ
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!


ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2020

選考委員:読者投票
対象:2019年10月1日~2020年9月30日に発行されたもの
掲載:ダ・ヴィンチ

関連リンク
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