第19回 角川ビーンズ小説大賞(2020)

優秀賞&読者賞

鏡の巫女と縁切り雀  雨宮いろり

鏡の巫女と縁切り雀

雨宮いろり(著)
KADOKAWAから発売予定
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あらすじ
これはおとぼけヒロイン・ひよりと、冷静毒舌美青年・青磁が織りなすハートフルあやかしファンタジー。
「式神の縁、お切りします」
大学一年生のひよりが、家の竹やぶで見つけたのは、式神だという美青年・青磁だった。
彼は、かつて果たせなかった約束を果たすため、ひよりと共に式神専門の縁切り屋を営み始める。
縁切り屋を営む中で、赤べこの式神、猫又、水の神様、小狐といったあやかしと出会い、どこか自信の持てずにいたひよりはどんどん成長してゆく。
そうして、ひよりは自分が「鏡の巫女」と呼ばれる存在であることに気づき――!?
ハッピーエンド、あやかしファンタジー。青磁の毒舌に翻弄されてください。

受賞詳細ページ(角川ビーンズ文庫)


奨励賞

砂色パニック ~砂魔法師の卵たち~

三浦まき(著)

千年王国の花

久浪(著)
カクヨムで作品を読む

あらすじ
昔、『千年王国』と言われる、一人の王の治世が千年も続いた伝説がある国があった。女王の名を睡蓮(すいれん)。彼女の時代の幕切れは自害だと言われている。
その王が倒れ、二百年経ち、一人の少女が平民としてその国に生を受けた。名を花鈴(かりん)。
花鈴は、十七才の年、母の死をきっかけに、連れていかれてしまった弟の様子を見に行く決意をする。
目指すは──宮殿!しかし決意をしたばかりの道端で。
「人違いです」
千年の付き合いだった神子に見つかるし、遊びに行っていた国の王とも再会するし……転生の意味が感じられなくなってくる始末……?
千年の側近と、名もつけられぬ関係だった隣国の王が、『彼女』を見つけ、捕まえる。

花姫は恋の花を咲かせる

清水香苗(著)


ジュニア部門

グランプリ

今日も一人

はたとうこ(著)
作品を読む

準グランプリ

保健室のオバケさん

亮岡歌羅(著)

孤独な調香師の噺

一ノ瀬燕(著)


第19回角川ビーンズ小説大賞の結果が9月15日に発表されました。一部の作品はカクヨムで読むことができます。

第19回 角川ビーンズ小説大賞について

  • 応募数
  • 620作品(第1次選考53作品第2次選考11作品、第3次選考5作品)
  • 賞金
  • 大賞:100万円。優秀賞:30万円。奨励賞:20万円。読者賞:10万円。
  • 発表
  • 角川ビーンズ文庫ウェブサイト
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