第62回 熊日文学賞(2021)

道行きや

伊藤比呂美(著)

(内容紹介)
「あたしはまだ生きてるんだ!」いのち有限、果てなき旅路。カリフォルニアで男と暮らし、子ども育てて介護に行き来、父母を見送り夫を看取り、娘と離れて日本に帰国。今日は熊本、明日は早稲田、樹木花犬鳥猫を愛で、故郷の森や川べり歩き、学生たちと詩歌やジェンダーを語り合う。人生いろいろ、不可解不思議な日常を、漂泊しながら書き綴る。これから何が始まるのか――。

第62回熊日文学賞について

2019年12月から2020年11月までに出版・発行された、熊本県内在住者の小説・エッセー、評論・ノンフィクション、歌集、句集といった一般公募の小説を対象に選考している。

選考委員:岩岡中正、古江研也、浜名理香、松下純一郎

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