第13回 日本タイトルだけ大賞(2020)

大賞&読書メーター×gooランキング賞

あやうく一生懸命生きるところだった ハ・ワン

あやうく一生懸命生きるところだった

ハ・ワン(著)
岡崎暢子(訳)
ダイヤモンド社

あらすじ
「正直なところ、この選択がどんな結果を生むのか僕もわからない。“頑張らない人生”なんて初めてだ。これは、僕の人生を賭けた実験だ——」。韓国で25万部超のベストセラーが待望の邦訳! 他人の目を気にせず、自分らしく、頑張らずに生きることを決意した著者が贈る、生きづらさを手放すための言葉


山田真哉賞

パワー・アントワネット

西山暁之亮(著)

あらすじ
「言ったでしょう、パンが無いなら己を鍛えなさいと!」パリの革命広場に王妃の咆哮が響く。宮殿を追われ、処刑台に送られたマリー・アントワネットは革命の陶酔に浸る国民に怒りを爆発させた。自分が愛すべき民はもういない。バキバキのバルクを誇る筋肉へと変貌したマリーは、処刑台を破壊し、奪ったギロチンを振るって革命軍に立ち向かう!「私はフランス。たった一人のフランス」これは再生の物語。筋肉は壊してからこそ作り直すもの

吉永龍樹賞

言いにくいことはっきり言うにゃん

Jam(著)

あらすじ
でもそれ誰かに言ってほしかったー!!仕事、友情、恋愛、自分自身のモヤモヤを、厳しくも温かい言葉でズバッと解決!

上田渉賞

揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ

秋田純一(著)

あらすじ
技術が進むにしたがって、コンピュータの中身が見えなくなってきています。コンピュータの頭脳としてCPUがあって、OSがあってプログラムが動く…。漠然とわかっていても、実際にどういうしくみで意図したとおりに動作しているのかとなると、なかなかイメージできないものです。本書はこのように、ブラックボックスになっているコンピュータのしくみを、「炙る」「揚げる」などの過激な手法も用いつつ、半導体レベルから実際に目に見える形でひもといていきます。

夢眠ねむ賞

(ありきたりの服を着てるのに)どうして私はおしゃれなんでしょうか?

のどか(著)

あらすじ
ユニクロ、ZARA、楽天、ZOZOほか全部プチプラ服。毎日気軽に着られる白Tシャツ、ボーダー、デニム、カシミヤをそれぞれ30ずつ120コーデ掲載!


残念賞

村上春樹のせいで

イム・キョンソン(著)

渡辺奈緒子(訳)

あらすじ
高校2年生になった年、私は偶然村上春樹の「ノルウェイの森」を手に取った。そして、今このときまで深く魅了されつづけている−。韓国の作家イム・キョンソンが、最愛の作家である村上春樹について、心を込めて綴る。

第13回 日本タイトルだけ大賞

選考委員:山田真哉、吉永龍樹、上田渉、夢眠ねむ
応募数:278作品(ノミネート)
賞金:なし

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