[読み放題]BOOK WALKERで読める文学賞受賞作品[サブスク]

KADOKAWAが運営するBOOK WALKERでは、角川文庫・ライトノベルの読み放題サービスも展開しています。
月836円で、1万冊以上(文庫2000冊、ライトノベル8000冊以上)が読めるサブスクリプション方式です。

ライトノベルに力を入れているサービスですが、文学賞を受賞した小説もあります。
今回は文学賞を受賞している小説(ライトノベルは除く)を一部、集めてみました。


吉川英治文学新人賞

不夜城 馳星周

不夜城/馳星周
「少年と犬」で163回直木賞を受賞した馳星周さんのデビュー作であり、第18回吉川英治文学新人賞受賞作品です。

あらすじ
アジア屈指の歓楽街・新宿歌舞伎町の中国人黒社会を器用に生き抜く劉健一。だが、上海マフィアのボスの片腕を殺し逃亡していたかつての相棒・呉富春が町に戻り、事態は変わった――。

本屋大賞・舟橋聖一文学賞

天地明察 冲方丁

天地明察/冲方丁
2012年本屋大賞をはじめ、第4回舟橋聖一文学賞、第31回吉川英治文学新人賞などを受賞した冲方丁さんの時代小説。

あらすじ
江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること――。

直木三十五賞

破門 黒川博行

破門/黒川博行
第151回直木賞受賞作品。ドラマ化および映画化もされています。疫病神シリーズ。

あらすじ
「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが――。

江戸川乱歩賞&直木三十五賞

テロリストのパラソル 藤原伊織

テロリストのパラソル/藤原伊織
第114回直木三十五賞と第41回江戸川乱歩賞を受賞。W受賞はテロリストのパラソルが初。

あらすじ
ある土曜の朝、アル中のバーテン・島村は、新宿の公園で一日の最初のウイスキーを口にしていた。その時、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。死傷者五十人以上。島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。テロの犠牲者の中には、二十二年も音信不通の大学時代の友人が含まれていた。島村は容疑者として追われながらも、事件の真相に迫ろうとする――。

野性時代フロンティア文学賞

厭世マニュアル 阿川せんり

厭世マニュアル/阿川せんり
第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞したデビュー作。

あらすじ
自称「口裂け女」ことくにさきみさとは、札幌在住の22歳フリーター。
他人とはマスクを隔てて最低限の関わりで生きてきたが、諸事情により、避けてきた人々と向き合う決意をした。
自己陶酔先輩の相手をし、ひきこもりの元親友宅を訪問し……やっかい事に巻き込まれ四苦八苦する口裂けだが、周囲の評価は確実に変化していき――?

日本SF大賞

ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦

ペンギン・ハイウェイ/森見登美彦
第31回日本SF大賞受賞作品。アニメ映画化もされており、こちらは今敏賞と日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞している。

あらすじ
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。


まだ一部ですが、BOOK WALKER読み放題サービスで読める受賞作品でした。
最新作はありませんが、「厭世マニュアル」など比較的新しい作品も配信しています。

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