第56回 谷崎潤一郎賞(2020)

日本蒙昧前史/磯﨑憲一郎

日本蒙昧前史

磯﨑憲一郎(著)
文藝春秋

あらすじ
大阪万博、三島由紀夫の自決、五つ子ちゃん誕生、ロッキード事件、グリコ・森永事件、密林に二十八年身を潜めていた元日本兵―。もはや忘れ去られてしまった無数の「虚構ではない人生」を通じて、あの「蒙昧」の時代の生々しい空気が浮かびあがる。

受賞詳細ページ(中央公論新社)
【ザ・インタビュー】切実な昭和の手触り 緻密に 磯崎憲一郎著『日本蒙昧前史』(産経新聞)
日本蒙昧前史(文藝春秋BOOKS)

第56回谷崎潤一郎賞の選考が8月19日に行われ、磯﨑憲一郎さんの「日本蒙昧前史」に決定しました。選評は「中央公論」11月号に掲載予定。
磯﨑憲一郎さんは1965年生まれ。「終の住処」で芥川賞を受賞したほか、ドゥマゴ文学賞や泉鏡花文学賞などの受賞歴がある。

第56回 谷崎潤一郎賞について

  • 選考委員
  • 池澤夏樹、川上弘美、桐野夏生、筒井康隆、堀江敏幸
  • 賞金
  • 賞状、100万円、ジュエリー
  • 掲載誌・発表
  • 「中央公論」11月号
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